年金もらえないなら、将来お金持ちになっちゃえばいい?!
あなたは、お金持ちと言えるのか?貯金の額でわかる金持ちレベル
「実際問題いったいどのくらいの貯金を持ってればお金持ちなのか?」
誰もが一回は、ふと疑問に思ったことがあるんじゃないでしょうか。
1000万円?
3000万円?
それとも1億円?
人それぞれ色々な意見が出てきそうな話題ですよね。
実は、一般的にはどれだけの金融資産があればお金持ちと呼ばれるのかは、あるところでは明確に決められてるんです。
野村総合研究所では、金持ち度を以下のように定義しています。
マス層= 金融資産3000万円以下
アッパーマス層= 金融資産3000万から5000万
準富裕層:=金融資産5000万から1億
富裕層:=金融資産1億~5億
超富裕層=金融資産5億以上
ということは富裕層=お金持ちなので、約1億円以上の資産があればお金持ちと呼んでよさそうですね。
ですがこのランキングでは、一般庶民の感覚からすると、かなりざっくりという感じです。
一番最下位のマス層が金融資産3000万円以下ですからね。
世の中の世帯の平均貯蓄額が1800万円くらいなんで、ほとんどの家庭がマス層になっちゃいます。
これだとランキングの意味がないので今回はもうちょっと庶民向けにアレンジしたランキング表を作成しました。
これから貯金を頑張っていこうという方は、この番付表を参考にして頂ければ幸いです。
それでは、貯金額によるお金持ち度ランキングを発表していきましょう。
見習い研修生レベル 貯金100万円未満
番付の最下位は、やはり貯金をほとんど持っていない層です。
中には借金があって貯金がマイナスって言う場合もありますが、全てひっくるめて貯金100万円以下を「見習い研修生レベル」
としています。
誰もがこのレベルからスタートしますが、なるべく早いうちにこのゾーンを卒業したいですね。
というのは、このレベルの貯金額では生活が安定しないからです。
たとえば自動車を買う必要ができても当然ローンを組まざるを得ないですよね。
車のローンは金利が高いので、さらに貯金が貯まりづらくなります。
また、万が一入院をする事態になったら経済的に大変ですので、医療保険の加入も必要不可欠です。
お子さんがいる場合もほとんどの家庭で生命保険が必須になります。
貯金がないことが原因のムダな支出が多いのがこのレベルの特徴ですね。
このゾーンの方々は、当面は10万、20万とコツコツと目標を立てて、貯金額を増やしていきましょう。
「毎月必ず5万は貯金する」などのように自分の中でルール化することも重要です。
ボーナスがもらえるという方は、ボーナスを全額貯金に回すのもいいですね。
ボーナスの手取りが50万以上ある人は、1年以内にこのゾーンを抜け出せることになります。
いつまでたってもこのゾーンから抜け出せない人は、自分の家計のやりくりを根本的に見直す必要があります。
「まとまったお金が貯まったら全部使ってしまう癖はないかはないか?」とか
「ギャンブルや不必要な買い物でお金をなくしていないか?」
「被服や美容費などに身分不相応な金額を使っていないか?」
「キャッシングやリボ払いで余計な利息を払っていないか?」
「必要以上に無駄な保険に入りすぎていないか?」
などをチェックしてみるといいでしょう。
このような癖があるようでしたら、すぐにでも改善して、貯金できる体質に改善しましょう。
まだこの時点では投資を始めるのは我慢しましょう。
まずは貯金を増やして、生活を安定させることが最優先です。
投資を始めるのは、最低でも貯金が100万円を超えてからでも遅くはありません。
貯金初心者レベル 貯金100万円~
貯金が100万円を超えてくると、見習い研修生を抜け出して、貯金初心者レベルと言ってもいいでしょう。
貯金が100万円程度あれば、医療保険を払わなくてよくなります。
また、少し高価な買い物をするにもローンを選択しなくてもよくなります。
このように、貯金がゼロであった時に比べれば、無駄な支出を減らせるようになりますので、少しずつ家計が楽になってきます。
ですが、まだまだ貯金額は不十分です。
100万円を貯められたことを自信にして、さらにもっと裕福を目指していきましょう。
貯金 準中級者 貯金300万円~
貯金をしていくと、500万円の壁というものがあります。
このゾーンの人は500万円の壁にはね返されることが多く、なかなかこのゾーンを抜けられない人もいるようです。
貯金額が300万円を超えてくると、貯金に対して必要以上に自信を持ってしまう場合があるからです。
このように自信過剰になってしまうと、ついつい気が大きくなって支出が増え、貯金が止まり金額が減ってしまうこともあります。
そして貯金300万円から次のレベルの500万円までというのは、無駄遣いをしてしまいがちなドーンなので注意が必要なんですね。
例えば、海外旅行などもそうです。
夫婦二人でヨーロッパ旅行などに行くと、50~70万円程度かかってしまいます。
貯金が300万円程あると、ついつい「せっかくだし旅行行っちゃおうか」って財布のヒモが緩みそうですよね。
また、車なんかもキャッシュで買える場合が増えてくるので、ついつい車を新しく買い替えに走っちゃう人もいるかもしれません。
お金を使うことが悪いわけではないんですが、それは計画的に貯金ができる場合に限ります。
旅行に行ったり車を買ったりしたことで貯金額がいつまでも増えない、なんていう状況は考えなおさなければいけません。
つまりこのレベルの方は、まだまだ消費の誘惑に十分気をつける必要があります。
自分はまだ、貯金の中級者にはなりきれていない「準中級者」だということを肝に銘じておきましょう。
このように謙虚な気持ちを持ち続けることが重要ですね。
貯金中級者 貯金1000万円~
貯金が1000万円を超えると、準中級者を抜けて晴れて「貯金の中級者」になります。
貯金額を1000万円貯められる人はそう多くはないと思うので、自分の貯金の実力に自信を持っていいです。
また、今まで地道に節約生活を頑張ってきた自分を褒めてあげてください。
このレベルまで来ると、すでに日常に節約生活が習慣化していると思います。
ですので、普通に生活するだけでなぜかお金がどんどん貯まっていく感覚ではないでしょうか。
また、かなりまとまった貯金額になっているので、ある程度の金額を投資などに回している方も多いんではないでしょうか。
ただし、投資の仕方を間違えるとせっかく貯めたお金を失くしてしまうことになります。
ですので株のデイトレードやFXなどの投資を自分でやる場合などは、特に注意が必要になります。
貯金上級者 貯金3000万円~
貯金額3000万円。
これはよく「老後リタイアまでに貯めたい資金」と呼ばれている金額ですね。
このレベルの貯金額まで達成できる方は、間違いなく「貯金上級者」でしょう。
このレベルになると、お金の使い方にも相当な自由度が出てきます。
例えば、地方などであれば、家を一括で買うこともできますよね。
そうすれば、住宅費を大幅に減らすことができますし、無駄なローン金利を長年払わなくてすみますね。
また、貯金を使って株式投資を始めた場合も、利ざやを狙わなくても配当金などの収益がかなりな金額になってきます。
例えば配当率2%のETFを買った場合、年間60万円の配当収入を得ることができます。
月間平均5万円にもなる不労所得はかなり大きいと思います。
貯めたお金を安全に適切に運用できれば、生活はさらに裕福になります。
貯金のプロフェッショナル 貯金5000万円~
億万長者までの道のりの5合目になります。
貯金を5000万円貯められた人は、これはもう「貯金のプロフェッショナル」と言っていいでしょう。
共働きでない家庭でこの貯金額になるのはかなり大変だと思います。
旦那さんがかなりの高収入でない限り難しいですよね。
もしくは株やFXをやって上手くいっているとか。
ですが、共働き家庭であれば、実は適切な家計の管理をするだけでそれほど難しくなくこのレベルに到達できます。
とはいっても、かなりの忍耐と資金管理をするうえでの工夫は不可欠ですけどね。
金持ち 貯金1億円~
ついに「金持ち」のレベルです。
夢の大台、資産1億円ですね。
誰もが一度は夢見たことがある金額じゃないでしょうか。
このランクになってくると、資産が生み出す収入がもはや普通の給料レベルになってきます。
1億を年利3%で運用すれば、年間300万円にもなりますからね。
もはや第三の収入ですね。
しかも、資産収入には定年もなければ上限もないですからね。
夫婦の定年後は年収の代わりになるわけですから、かなり大きな経済的自由を手に入れたことになりますね。
大金持ち 貯金5億円~
貯金が5億円を超えると、完全に経済的な自由を手に入れたことになります。
ここまでの金額になってくると、「大金持ち」といっても問題ないでしょう。
5億円を例えば3%で運用すると、年間の投資収益が1500万円にもなります。
これと同じだけの手取りをサラリーマンで実現しようとすると、なかなか大変です。
つまり、大金持ちの方々は、不労所得で年収1500万円のサラリーマンと同額の収入を手に入れてしまうわけですね。
しかしここまで行くとなると当然、年金を収入の柱にしているようでは到底無理な話です。
そこで本業や公的年金以外で稼げるスキルというのを今のうちから知って身につけておくことは大変大事になってきます。
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